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日本再生可能エネルギー総合研究所は、再生可能エネルギー普及のための情報収集と発信を行っています。

再生可能エネルギー情報 アーカイブ 2012.03INFORMATION

2012. 3.19
ドイツ世論調査、圧倒的多数が再生エネ推進を支持

 ドイツで行われた世論調査で、再生可能エネルギーの推進に賛成する割合が94%と圧倒的多数であることが分かった。調査は昨年行われたもので、再生可能エネルギーの推進を強めることへのサポートについて、何よりも重要が43%、非常に重要が33%、重要が18%、あまり重要でない4%、全く重要でない2%で、重要とするものが94%と圧倒的多数であった。何を利用した電気が良いと思うかの質問には、再生エネが75%、天然ガス12%、原子力6%、石炭3%とこちらも、圧倒的だったunendlich-viel-energie

2012. 3.13
ドイツ環境相、電力貯蔵システムの重要性を強調

 デュッセルドルフで開かれている「エネルギー貯蔵会議」に出席した連邦環境省のレトゲン大臣は、会議の冒頭でドイツのエネルギー貯蔵技術の開発が喫緊の課題であると演説した。28か国350人の参加者の前で語ったもので、エネルギー貯蔵の技術を市場に耐えうるまで開発することが重要だと話した。Photovoltaic

2012. 3. 8
ドイツは変わらず電力の輸出国

 ドイツのAGEBの公式発表によると、昨年もドイツは変わらず電力の輸出国であり続けた。昨年2011年の年間のドイツの電力輸出量の合計は5テラワットだった。原発による発電がおよそ23%もこの一年で減ったにも関わらず達成された。要因は、再生可能エネルギーによる発電で、風力が22%アップ、太陽光が67%アップ、バイオガスが21%アップなどとなっている。renewables international

2012. 3. 7
ドイツでソーラー水素ステーションがオープン

 ドイツのフライブルク市に、太陽光発電で水素を作ってFCVに供給する公共の水素ステーションがこのほどオープンした。このステーションは州のPRプラットフォームと、水素ステーションネットワークのマイルストーンとなる。太陽電池は、ステーションと近隣のビルに設置され、30気圧の電気分解装置で水素を製造する。電解装置はアメリカのProton Onsite社でエアプロダクト社の圧縮技術で700気圧まで圧縮される。renewable energy focus

2012. 3. 6
欧州の送電システム向上に1370億ユーロが必要

 the European Network of Transmission System Operators for Electricityの報告によると、再生エネ電力と温室効果ガスの削減の統合という目的のために高圧送電線がさらに3万マイル必要となる。そのコストは1370億ユーロが見込まれる。さらに、特にナショナルグリッドと新しい再生エネの電源との間のコネクションが急がれる。現在知られる100か所のヨーロッパの送電網のボトルネックの80%が再生エネ関連であるとしている。smart grid news

2012. 3. 6
供給過多で世界の風力タービンの価格低下

 前の半年を4%下回った。この5年の最高額は2009年の1.21百万ユーロであった。旧型のタービンの下落はさらに激しく、0.85百万で10%の下落となっている。最大の原因のひとつは中国企業の強力な参入で、ブラジル、チリ、エクアドルなどの中南米諸国、パキスタン、エチオピア、オーストラリアなどの急激な需要増にもかかわらず、価格が下落している。renewable energy focus

2012. 3. 5
ドイツの太陽光発電買い取り価格の減額、実施時期を延期

 連立政権政府が決定したのは、屋上用(10kWまで)の太陽光発電の買い取り価格19.5セントまでの削減実施を4月1日まで延期すること。また、1000kWまでの地上の太陽光発電については、13.5セントまでの削減実施を7月1日まで延期する。その後の、毎月0.15セントずつの削減は変わらない。solar server

2012. 3. 2
フランスの電力価格ドイツより高額

 フランスの毎月の電力価格は、昨年の10月以来、ドイツより高くなっている。特に、今年2月の電力価格は高い。スポットの1kWhあたりの基本負荷料金の市場価格は、ドイツ向けが5.49セントなのに対し、フランス向けは原発の割合が高いにもかかわらず、8.25セントと50%も高い。特に、この2月は8.39%と非常に高くなっている。IWR

2012. 3. 2
フランスも太陽光発電で欧州製品使用の優遇策

 国内製品を使用した場合にボーナスを与える国が増えているが、フランスは最新のその国の一つとなろうとしている。フランスでも最近、他の企業に比べると小さいが、フランス最大の太陽光パネル企業が倒産した。このためフランスはイタリアで実施されているのに近い国内製品仕様ボーナスを決めた。具体的には60%以上の欧州内製品を利用した施設には10%のボーナスを与えるというものrenewables international

2012. 3. 2
2011年の再生可能エネルギーの投資額、記録を更新

 2011年の再生可能エネルギーへの投資は、太陽光の伸びなどで過去最高を記録した。ただし2012年に関しては不透明で、ヨローッパエリアでは特にはっきりしない。国別の順位を見ると、上位は、1位が中国、2位アメリカ、3位ドイツとなっている。この他のベスト10では、4位のインド、10位のブラジルを除いて、すべてヨーロッパである。特徴的なのは、まず16位に韓国が跳ね上がったことで、これは大胆な国のバックアップ政策などで特に洋上風力が伸びたことが理由である。ルーマニアが13位、ウクライナが32位というのも風力発電が寄与している。(日本に対する言及はない。)renewable energy focus

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